目次
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こんにちわ!CF blogです!o(^▽^)o
まだまだ続きます♪ 「ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺が全てを蹂躙(じゅうりん)するまで」
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①あらすじ&ストーリー
生還率ゼロの廃棄遺跡を脱した三森灯河は、大賢者アングリンが残した禁術大全を頼りに動き始める。常時発動の絶対防御『女神の解呪』を持つヴィシスを倒すための力を求めて。そして、森で偶然出会った女騎士からミルズの街の場所を教えてもらい、さらに女神にも通用するかもしれない『禁呪』の存在と≪禁忌の魔女≫の情報も入手。「俺のスキルと埒外の禁呪…この二つが合わさればあるいは――」新たな可能性を見出した灯河は、まず道中で仲間にしたスライム・ピギ丸の強化をするべくミルズの街の遺跡攻略に乗り出す!その心を悪魔に塗り替えた元勇者の逆襲譚、第二幕!!
まんが王国より引用
第5話 AVENGER(S)
走る女性 ザッ タタタタ
“彼ら”に追いつかれた・・!
ナイフが投げられる ヒュンッ 「くっ!?」
遊ばれている・・・! さすがに勇血の一族・・・
勇血の一族 古(いにしえ)に召喚され、この世界で子を為した勇者の血を引く一族。
常人を超える力や魔力を持つという。
傭兵の中では知る人もいない4人組。
牙・鬼双天骸(きそうてんがい)・激圧(げきあつ)・剣神の異名を持つ”聖なる番人(ホワイトウォーカー)”と呼ばれる集団に襲われている女性
逃げられないなら・・・戦うしかない
・・・あれを使うしかありませんね
光が女性を包む音 パアアア・・
女性が術式を唱える。我が望むは精式なる霊装 我が安全を対価とし、契約を以(もっ)てそなたたちに捧ぐ
シルクフィグゼア フェリルバンガー ウィルオゼーガ
三体の精霊をその身に宿し力を得る。これこそ 精式霊装・・・!
彼らの目的は女性を捉えること 嬲(なぶ)るように体力と精神力を消耗させ仕留めにくる
?「これ以上体力を削られる前に 決着を付ける・・!五感拡大・・!」
グアアアアアア・・
・・・・!?
見えたのは巨大な骸骨だった
な・・ん・・なのですか・・・? これは・・?
呼吸が乱れる・・! 圧倒的な死のイメージ・・!
私はこのような者を相手にしようと・・!?
ガサっ
!? 陽動・・!? 振り返る女性→ばっ 斜め後ろの茂みが本命
茂みから誰かが→ガサっ しまっ・・!

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三森は果物をかじりながら禁術大全を読んでいた
落ち着いてこれを読んでわかった事が何点
一つ クソ女神には常時発動スキルとして、”女神の解呪(かいじゅ)”と呼ばれる状態異常絶対保護結界が張られている
二つ この世界では状態異常系統の魔術などは掛かる確率が異常に低いという事
余程の手練れでも状態異常をメインに戦うものはいないらしい
この二つが重なったおかげで俺は破棄された・・・が
なら何故俺のスキルは悉(ことごと)く百発百中で掛かる?
普通のRPGでもこんな事はあり得ない
故に俺は仮説を立てた
ランクのEはEXTRA(エクストラ)・・・規格外の意味なのでは・・?
自分が選ばれた存在だとは思わないが、そうとでも考えないとおかしい点が多すぎる
更にもう一点、”禁術大全”の中に”禁呪の呪文書”という文字で書かれた巻物が入っていた
この世界に召喚された際、女神の恩恵でこの世界の文字は俺たちの使っている日本語に自動的にコンバートされているという説明を受けた
それなのにこの巻物の文字が読めないというという事は、クソ女神の恩恵の埒外(らちがい)・・
つまり、女神にも対応できない何かが此処に在るという事
EXTRAランクの自分 埒外の禁呪、この二つが合わさればあるいは・・
笑みを浮かべる三森 ニヤリ
とはいえまだ仮説の域を超えない。
三森「どうせあての無い身だ 先々で調べてみるとするか」
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目の前でモンスター[スライム]が喧嘩をしている
パラライズ ポイズン
魂喰い(ソウルイーター)を倒してスキルレベルも向上した
新たに加わった能力は、それぞれに任意解除。パラライズ(麻痺)は部位解除ができるようになった
モンスター同士でもいじめってあるもんだな
あいつ・・小さいなりに抵抗してる
ビキッ モンスターに麻痺がかかる→ギッ!?
三森「すまないなあ 明らかに弱い一匹を多数でいたぶってるのは気持ちの良いもんじゃないからな。お前ら実験台になってもらう」
色々ステータスで確認をする三森
三森「よし わかった 消えろ」
助けたスライムは三森になつき、共に旅をすることに。スライムは形を自由に変える事ができる。三森の服の中に入り込んだ
三森「ああ そうだ。モンスターならではの察知能力とかあるんだろ。誰かいたら知らせろよ。俺たちはバディだ。」
ピギ丸(スライム)「ピギイ♪」
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ピギ丸「ピッ!?」形態変化して木を掴む→ グニュ! パシッ
三森「おわっ!?」体を木の方に持っていかれる→グイ
ビイイン 目の前の木に鋭利なナイフが刺さる。
?「何だコイツ 違うぞ〜」
違う・・!? 誰かを探しているのか・・!?
?「こぎたねえガキだな どうする?」
?「森の奥深くに怪しい男・・獲物の協力者かもしれん」
「殺す」
第6話 世界に名を馳せしバケモノたち
?「あの女の協力者なら居場所か行き先を教えろ。素直に教えれば楽に殺す。従わなければ吐くまで苦しめてから殺す。お前に選ばせてやる」
三森「お、俺はただの旅人でっ・・!」
?「本当にそうかもしれんが、運が悪かったな マガツ!」
マガツ「あ〜 ありがてえ・・こいつにも・・血を吸わせておかねえとと思ってたんだ」
三森を襲った4人組の正体は”聖なる番人(ホワイトウォーカー)”だった。
マガツ「まず腕左右。次に足左右。最後に首だ。吐いてくれるなよオ」
三森「頼む・・・み 見逃してくれ・・! こんなところ意味もなく死にたくない・・ッ」
マガツ「だめだあああ。お前はここで死・」腕を動かす→ス・・ぱし・・
三森「パラライズ」
ビキッ ビキ 動きを拘束される4人
三森「対人間でも状態異常スキル成功・・。やっぱあのクソ女神だけが特別なのか?」
「じ・・状態異常の魔術だと・・? 4人同時に・・あ、ありえん」
三森「みたいだな。だがどうやら俺のは”ハズレ”みたいでな」
三森「有り得ない事ってのは良く起こる。俺の身にもそうだし、お前らの身にも。
だから、俺はこの世界のルールに乗っかる事にした。悪意には悪意で 殺意には殺意で。運が悪かったな。ポイズン」
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全員死んだな、俺が殺した。人の命を初めて奪った。
何も感じるところがない。相手がクズだったってのもあるのか?
・・・まあ幸か不幸か・・要するに俺はやれるわけだ。人間相手にも
お金だけ奪ってその場を立ち去る三森。ところが・・
「死んだお前らには必要ないだろう」 ピギ丸「ピイイッ キュイ!」
「! ピギ丸、お前も気づいたか」
ヂリヂリと凄まじい気を感じる
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ! ビリビリ!!
もう少し奥から漂う 威圧感・・。
関係ない話なら逃げてもいいが・・あいつらほどの殺意は感じられない。
敵の敵は味方か 果たして・・!
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圧倒的な死のイメージが、探知を阻害する・・! 気を強く持て・・!
・・・! おかしい・・!強烈な殺意が消えた・・!?
ガサ ! ふりむく女性→ばっ こっちか・・!?
三森「掛かったな パラライズ」
ビキッ・・!!
女性「う・・・ぐっ!?」 麻痺で動けなくなる女性
三森「ふぅ、良かった。攻撃の意思は感じられたが、どうもあんたの殺意は質が違っているようでな。そこが気にかかった。さっきの四人組とは違って話ができそう・・だとな。動きの方は保険として封じさせてもらったが」
女性「な・・にが目・的・・です ・か・・あなたも・・・」
三森「俺はこの辺りの人間じゃない。もしあんたがこの近辺に明るいなら最寄りの町か村を教えてほしい。この辺りの情報もできれば教えて欲しいんだが」
風の精霊の音→シュウウウ 拍子抜けだが・・嘘ではない。風の精霊もそう告げている。
まだ目の前の女性は四人組の仲間の可能性がある。まだ慎重にいかせてもらおう
部位指定にて頭部を解除する三森
三森「あんたは、あの四人組に追われてたろう。他に追っ手がいるのか・・・理由は聞かないが質問に答えてもらえれば解放する」
女性「聖なる番人(ホワイトウォーカー)に会ったのですか!?」驚きを隠せない女性
三森「ああ 殺した。・・・悪かったか?」
女性「・・あなたから害意は感じません。あの4人を打ち払ってくださったのなら、命の恩人とも言えます。」
女性「この・・・ままでは失礼ですね・・」
シュウウウ マスクを外す女性
律儀なやつだな・・
三森「素顔を見せるという事は、警戒をある程度解いてもらえたと判断する。いつまでも後ろから話しかけられても不安だろう。前に回る」
律儀な方とみえます・・・
女性「お気遣い感謝します。お互い事情があると見えます。詮索はいたしません。質問があれば何なりと。」
前に回る三森
三森「先の四人とは違う・・・その・・・特殊な装束から魔法について造詣(ぞうけい)が深いと見るが、この文字について何か知らないか?」
女性「・・! これは・・!」
第7話 ハティ・スコルという男
女性「これは・・古代文字・・・だと思われます。それもかなり特殊な」
三森「読めるか?」
女性「いえ。申し訳ありませんが」
苦悶の表情の三森 そう上手くはいかない・・か
女性「この文字に詳しいと思われる人物でしたら知っているかもしれません。かつて”禁忌の魔女”と呼ばれた人物がいました。彼女はこの世の禁忌に関する膨大な知識を持っていたために危険視され、住む土地を追いやられたと聞いています」
三森「それでその魔女はどこに?」
女性「大遺跡帯という場所のどこかにいるのではないかと言われています。しかし、その地域は危険生物の跋扈(ばっこ)する“金棲魔群帯”と言われています。会うのはきっと・・困難でしょう」
三森「・・わかった。貴重な情報感謝する」
女性「他に何かあれば答えますが」
三森「あ、ああ・・! そうだな、この世界の・・いや、この国の情勢、地理、物価について教えてほしい」
風の精霊の音→シュルルル 女性「・・・わかりました・・」
まるで疑ってないこの感じ・・単なるお人好しとも思えない・・この女、何か言葉の真偽を判別する力でも持っているのか・・?
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三森「充分だ、助かった。身体が動かないその”術式”はあと数分もすれば自動的に効果が切れる。俺はその間に距離を取る。俺とあんたはここで別れる。いいな」
女性「・・わかりました。道中の無事をお祈り致します」
三森「お互いに」
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長い戦いだった。ようやく街[ミルズ]に辿り着く。
酒場で人が作ったご飯を噛み締めながら情報収集に徹する。
情報は金より価値がある・・ここなら耳を傾けるだけで、色んな会話が入ってくる。手に入れたのは情勢程度であったが、まぁ初めてにすれば順調だろう。
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床につくために宿を探す三森
宿の受付「あのよ旦那。今個室も大部屋も満室なんだ。泊めてあげたいのは山々なんだけど、その・・旦那の格好、背嚢(はいのう)も何もねえようだし、なんわかるだろ?」
三森「ええ、わかります。この服装は追い剥ぎにあったので金品だけ持って命からがら・・なので着替えや日用品もここの宿で買い揃えたい。このお金でなるべく良いものを・・余った分はあなたの懐に入れてもらって構いません。ここじゃなければ他の宿を探します。空き・・・ありますか?」
大金をどんどんカウンターに落としていく三森
宿の受付「あ!あーそういえば予備の個室が空いていたのを忘れてました。で、では朝には一式揃えておきますね・・!」
三森「ありがとう」
宿の受付「そうだ記帳を!あなた様のお名前は?」
三森「・・ハティだ。ハティ・スコル」
第8話 姫騎士と呼ばれた女
廃棄遺跡調査隊は遺跡の入口で状態を確認している。道中で三森が倒した聖なる番人(ホワイトウォーカー)の死体・封印確認用の水晶が反応しない事に怪しさを持っていたーーーー
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宿の受付「ハティ様。こちらで用意しましたお召し物など扉の前に置いておきます」
三森(ハティ)「ああ。ありがとう」
ハティも村が賑わっている要因、ミルズ遺跡の深層攻略を目的に動き始めようとしていた。
対女神戦で勝率を少しでも上げる為には、ピギ丸の協力も必要だと見ている。禁術大全にはミルズ遺跡は【魔物強化剤の素材】が眠ってると書かれている。
俺の能力の特質上、不意打ち・後手に回ると負ける。ベストは奇襲を受けずに先手を打つ事だ。だからスライム(ピギ丸)の強化は必須だ。
三森の現在の布陣→索敵・探索はスライム(ピギ丸) デバフ 三森である。
となると心情的には剣(アタッカー)が欲しいな・・。弱きになるな。あのダンジョンを超えてきたんだ。俺はやれるさ。
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街では極力目立たないように動きたい三森。後ろから大きな人影が。
?「ほーほっほ。この場に似つかわしくない方が一人混じってらっしゃるようですね〜?外套(がいとう)なんか纏っていてもわかりますよ〜?美人だ。美人の匂いがする」
・・早速バレたかと思ったが、俺じゃなかったな。
女性「何か?」
?「その通る声も聞き覚えがありますな。どこぞの聖騎士団の元団長さんみたいだぁ!」
ざわざわ・・
?「まさかあの女”姫騎士”セラス・アシュレイン?」
?「元々ハイエルフの国の姫さまだっていう噂のあれ?
この男は姫とは因縁があるようだ。かなり激昂(げきこう)している。フードを飛ばして正体を曝け出す・・が。
女性「耳が何か?」 女性の耳はエルフでなく、人間の耳だった
女性「ですから人違いと言ったはずですが?私の名はミスト・バルーカス。セラス・アシュレインではありません。気が済みましたか?”無礼”のモンク・・某(それがし)さま」
男は叫んで悔しがっているが、街の人間に捕らえられて遠くへいく
ーーーミストが近づいてくる。
ミスト「申し訳ございません。何かの術式の気配がしました・・またお気を使わせてしまいましたね」
遠方のこちらの動きも把握してるとはな。やはりやり手だが・・こんな時まで律儀に声をかけなくても・・
三森は笑顔で語る。
三森「あんたも目的地はミルズ遺跡だったんだな。ミスト・バルーカスさん。二度会う事は三度会うかもしれないから名乗っておく。俺は・・ハティ・スコル。もちろん偽名だ。だが 今の俺たちにとって名前の真偽には意味がない。違うか?」
フッ なんとまあ・・律儀な方ですね・・
彼女は笑顔で答える。
ミスト(セラス)「ええ、その通りです」
第9話 ミルズ遺跡
ミルズ侯「わしの管理するミルズ遺跡でこのたび新層が発見された!諸君らにはその新層の探索を依頼したい!持ち帰った宝についてはわしがなるべく高く買い取らせてもらおう!買い取り価格の交渉にも前向きに応じる!それが諸君らへの報酬だ!そしてミルズ遺跡のどこかに眠るという秘宝、”竜眼の杯”を手に入れた者には特別報酬金貨300枚を出す!」
周囲「おおおおーッ!!」
ミスト「・・もし。貴方ならば並の魔物相手に問題はないかと思いますが、世情に疎いとお伺いしました。竜杯は一つですが、路銀を得る方法は一つではありません。」
三森「・・・申し訳ない。あんたがそこまで世話を焼いてくれるとはな。物ごとの裏まで見通してるようだ。そうだ、あんたさえよければ・・」
フラ・・ カクッ ミストが崩れ落ちる
三森「おいおい・・!」 受け止める音→トス
ミスト「・・・うッ!申し訳ありません・・ッ!」
三森「目の下に隈ができてるが寝不足なのか?」
ミスト「え、ええ。よく眠れない日が続いてまして。と、とにかく私は大丈夫ですっ。疲労が強く出ただけですので、少し休んでから遺跡内には入ります・・・。スコル様はお気になさらずお先に・・・」
一足先に遺跡に入る三森
・・大丈夫、か。叔父さん叔母さんがよく言っていた。人を安心させるための言葉。
だが俺は、あの両親(クズ)に育てられてきた俺は、”大丈夫”は何かを耐えている我慢の言葉だと知っている。俺が散々言ってきたから。できる事ならいいヤツにはいい事で応えたい。いい事があってほしい。善人の叔父叔母にはもう恩は返せないかもしれないのなら尚更・・・
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【ミルズ遺跡】
・・廃棄遺跡以来のミノタウロス。あの時の小型版のような存在で威圧感は全くない
いつも通り(パラライズ→ポイズン)の確殺コンボにてモンスターを倒す。遺跡のモンスターには刃も入る事を確認する。
ピギ丸がいる事で背後に意識を傾ける必要がないため、余計な神経を使わずに済む。
廃棄遺跡の魔物・魂喰い(ソウルイーター)・”聖なる番人”(ホワイトウォーカー)
誰もが雰囲気から強敵であった。演技が必要なほどには強かった。が、ここの魔物には今のところ何も危機感を覚えない。
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?「実は、君達に折り入って頼みごとがあるんだ」
あいつ、広場で騒いでいた・・!
男の名はモンク・ドロゲッティ。”閃光”の異名を持つ。
モンク「借りを返したいヤツがいてね・・報酬は弾む。広場で僕を侮辱したあの女に、この世に生まれてきたことを後悔させてやりたい」
?「具体的には?殺すのか?」
モンク「ああ。殺す」
!
モンクは街でのいざこざが心底腹が立っていたようだ。フラフラだったのをモンクも確認しており、今なら殺れると判断したのだ。
三森「どうしようもない連中だな。お前ら」
モンク「あぁ? 小僧、聞いてたのか?」
怒りの表情でフードを取る三森
三森「俺はとても善人じゃないが、自分勝手な理由で、善人であろうとする人をさけずみ食いものにする連中ってのはな。なんて言うか虫唾が走る。
モンク「はーぁああァ!? この僕になんて口利いてんだ小僧ぉおおお!? ぶっ殺すぞぁ!?」
三森「もう、凄まれても怖くないんだ」
パラライズ
モンクと周りの冒険者を麻痺させる三森
三森「で、誰をぶっ殺すって?」
?「な・・なんだおま・・え? な、に・・しやがっ・・・た・・・」
三森「おまえらみたいなのを”駆除”すると、不思議と気分がいい。これが意外と悪くない。お前らが言うあの女の素性も性格も知らんが、少なくともお前たちよりは誠実で善人に見える。」
それに、あの真摯でおせっかいな所は育ての親(叔父叔母)に似ている・・・
三森「だから俺は俺の独善であの女 ミストバルーカスに肩入れをする」
モンク「奇妙な・・術式?小僧、覚え・・てろ・・。必ず後悔、させて・・やるッ!」
三森「カカカッ。馬鹿かおまえ?後悔なんてしたくないから、大丈夫なんて台詞言わせたくないから、ここできっちり潰しておくんだろうが」
モンク「おいっ置いていく気か・・!?動けな・・助けッ・・」
三森「善意には善意を。悪意には悪意を。結局、魔物の餌になるのは、お前らの方だったな」
②見どころ

三森とミスト(セラス)、物語の最重要人物同士の共闘
1巻の最後で述べられた復習者(三森)と逃亡者(セラス)が遂に対面し、仲間として戦います。展開がこの後急加速間違いなしですね\(^^)/
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