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【アンガーマネジメント】二つの考えを持ちながら、自己主張を意識する

勉強

※一部、筆者の考察があります。

こんにちわ!理学療法士✖︎スポーツ栄養プランナーのダブルライセンスを持つJPです!o(^▽^)o

季節の変わり目や気温が高くなってくると体調変化が激しく、ストレスやイライラが溜まってきます。

その怒りは、最もストレスがかかる人間関係に集中します。ここで”怒り”を爆発させるか、次に繋がるエネルギーとするか。

怒りはコントロールして、自分の飛躍に生かすべきです。

このブログでは怒りに対して正しく対処し、健全な人間関係を作り上げる秘訣をお伝えします。

是非最後までお読みください🙇‍♂️

怒りは人間の”本能”なのであって当然

状況や気分により変化があり、同じ出来事でカッとくる時とこない時があります。それはつまり、自分で『怒る』という選択を選んでいます。

「怒り」の感情を持つこと以上に問題なのが、「怒りのままに行動してしまうこと」です。

怒りを持って伝える時は、力づくで相手に自分の要求を通したい状況のみです。
怒りはものごとを成し遂げるための大きなパワーになったり、自分を変革するための大事なエネルギーになったりします。

「怒り」そのものをゼロにしたり、取り除くことはできません。であれば、その怒りを目的達成に生かすこと・人生にとって有意義な方向に向けることを考えることが重要です。

アンガーマネジメント(怒りのコントロール)を社会人が習得すべき理由については、こちらの記事が読みやすいのでご参考までに

アンガーマネジメントとは?社会人が身につけるべき理由と実践法
アンガーマネジメントとは?社会人が身につけるべき理由と実践法を解説しています。

バラバラになった価値観が衝突や可能性を生む

以前は多くの日本人がなんとなく共有している考え方がありました。近年は成果主義やワークライフバランスといった日本人にはあまり馴染みのなかった制度や価値観が主流になっています。

考え方や価値観の違いをお互いに認め合うことができずに、個人のやりたいことを優先させて仕事に臨むと優先させるのは「自分の立場」
価値観の違いにより衝突・トラブルが起きやすい現代に私たちは生き、働いているのです。

イライラや怒りをマネジメントできないと働きづらい・生きづらいのはある意味しょうがない事です。

今回はそんな『アンガーマネジメント入門』を参考にさせて頂いています。

仕事で家庭で、日々、イライラ、ムカムカに悩まされている人必読!  「怒り」のコントロール術である「アンガーマネジメント」をわかりやすく実践しやすいよう解説した入門書。日本にアンガーマネジメントを普及させた安藤氏、初の文庫!

本書より引用

怒りはどのようにして生まれるか

人は怒りを感じる時、次の図の3段階をふみます。

これが先程述べた状況によって怒る瞬間とそうでない瞬間があるという事です。

私たちは出来事や誰かの言動を見たり聞いたりした時に、自分の価値基準(コアビリーフ)に照らし合わせて、それがどういう事なのかを考え、意味づけをします。

コアビリーフとは、自分の”辞書”のようなものなのです。私たち個人がどのようなコアビリーフをもとうが、それは個人の自由です。
コアビリーフは本当に人それぞれであり、他人の理屈や一般常識は通用しません。問題なのは、歪んだコアビリーフがあることによって、出来事や誰かの言動を自分や周りの人にとってマイナスに認識してしまう事です。

アンガーマネジメントをする上で、まずは自分がいったいどのようなコアビリーフを持っているかを知る事が重要です。

健全な人間関係を作り上げる

アンガーマネジメントで具体的にやっていくことは「行動の修正」と「認識の修正」です。

「行動の修正」とは、「怒りのままに行動しない」ということ。
「認識の修正」とは、簡単に言えば「頭の中を怒りにくい仕組みにする」という事。
”もしあなたのコアビリーフがあなた自身や周りの人にとってマイナスになる『怒り』を生み出すようなものであれば、それは直していきましょう”ということです。

アンガーマネジメントは以下の点を意識する事で成立します。

一旦返答を待ったり、声かけの対象を相手ではなく自分にしたり等、色々な技術も掲載されていますので今回の本は勉強にもなります。
是非直接手に取ってご確認ください。

コアビリーフ〜まずは「なりたい自分」をイメージする〜

アンガーマネジメントでの基本的な考え方としては、「なぜ自分は怒るのか?」の原因を徹底して追求するよりも、「自分は怒りをコントロールしてどのようになりたいのか?」を思い描く事です。

これはソリューションフォーカスアプローチといい、問題の原因を過去に遡って探すよりも、まずなりたい状態をイメージし、そのなりたい状態と現実の間にあるギャップを見つけ、ギャップを埋めるためにはどうすれば良いのかを考え、実行していく事です。

怒りの原因を追求するということは、過去に遡って過去の怒りの感情をも思い出していくことです。
その際、かつてその怒りの感情を思い出し、怒りを強めたり・新たな怒りを付け加えてしまう事があります。

これは非常に効果的ではなく、マイナス面ではなくプラスを見る。「これから先どうしていけば人間関係が良くなるだろう?」と考える事が重要です。

過去ではなく、”今 できること”に目を向けましょう。衝突に生じるギャップを埋めることにフォーカスすれば、感情自体のコントロールが可能になってきます。

怒りという感情はあなたの選択です。自分の感情は自分自身の責任であるという意識を持って行動していきましょう。

なりたい自分の描き方としては、あなたが怒りをコントロールできて、自分が思うように感情を表現・コミュニケーションも円滑に可能で、理想的な活動が可能になっている1日を具体的に想像するミラクルデイ・エクササイズがおすすめです。

あなたが変われば、周りも変わります。その事は絶対です。

怒りの対処法〜今に目を向ける〜

瞬間的に「カチン!」とくる場面はたくさんあります。そんな時には、「今」「この場所 」「この瞬間」に目を向ける事です。

過去を振り返ると昔苛ついた記憶が、未来を想像すると復讐の未来図が描かれるよくない状況です。

今に意識を釘付けするのは”グラウンディング”という方法で、目の前にある何かに集中して観察することで、過去に起きたことでイライラしたり、怒りを晴らす未来に思いを巡らしている状態から、今、この場所に意識を戻します。

どうしても現場で怒りを抑えられない時はその場から退却する”タイムアウト”を使用してください。
その場を離れ、なんでもいいのでリラックスする事を行ってください。

書き出す事によるアウトプット振り返りも一つ効果的な方法です。ストレスポイントが分かれば、そこにアプローチをかけやすくなります。

【コミュニケーションの極意】小さな変化を積み重ね、怒りにくい仕組みを作る

同じ事を繰り返すルーティーンも大切ですが、それが続きすぎると怒りやすい体質になりやすい事も事実です。

刺激がない事に苛ついている人は、”小さな事で良いので何かいつもと違う行動”を一つだけ行いましょう。
ブレイクパターンによって、「怒るパターンの自分」から脱出しやすくなります。

小さな変化で耐性を作り、「怒りにくい仕組み」「怒りにくい生活パターン」を作り出していきます。

小さな変化で意識してほしいのが”コミュニケーション”です。怒りの背景には「伝えたい気持ち」があります。

怒っていても、態度に出さなければ伝わりません。これが”二つの考え【自分の思いを主張】【相手の思いを聞く】を持ちながら自己主張が重要である”という真髄です。

周りの人があなたの事を知るのは、あなたがどのようにコミュニケーションを取るかしだいです。
何を」「どのように」伝えるか、ということがコミュニケーションやその後の人生において重要です。

終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇‍♂️

【怒り】というのは人間に対して本能的に”戦う”か”逃げる”の選択肢を作るために植え付けられている機能だそうです。

この重要な機能は、どちらにとってもエネルギー源として活躍します。

このエネルギーはせっかくなら有効に使ってください。怒りをプラスに変えると、今までできなかった事ができるはずです。

僕自身、怒りは運動やtodoリストをこなすエネルギーとして活用しています。

避けても避けられない、怒り。アンガーマネジメントで人生を豊かにしていきましょう!

ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)

【参考文献】

アンガーマネジメント入門

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