目次
※一部、筆者の考察があります。
こんにちわ!理学療法士✖︎スポーツ栄養プランナーのダブルライセンスを持つJPです!o(^▽^)o

業務が忙しくなると、マルチタスクがとても多くなりませんか?
定時で上がるために食事しながらパソコンを弄ったり、電話しながらスマホを弄ったり・・・
”マインドフルネス”が今話題になっているのは、そういった【マルチタスク疲れ】を回復させるためです。
今回はそれよりもより回復し、翌日も生き生きと過ごせる方法をお伝えします。
今回のブログでは、何もしない習慣が疲れを軽減し、継続した一定のパフォーマンスを生み出せる方法をお伝えします。
是非最後までお読みください🙇♂️
あらかじめ休みの予定を入れておく

休みは「充電」 労働は「消費」です。疲れを溜め込む前に”休みの予定”を入れておく事が重要になります。
回復に繋がる予定を入れていく。そして、自分の免疫力を高めていく。
何が自分の行動に影響を与えるのかを確認していく作業も大切です。
具体的な休み方については笠井先生のこちらの記事をご参照ください。
意識的に自分と向き合う時間を作り出す
「何もしない」といってもただボーッと過ごすという意味ではありません。ときに立ち止まり何もせずに過ごす時間は必要です。
今回大切にしているのは、意識的に「休む時間」を作り、自分と向き合う事を推奨します。
体の悪い行動や悪習慣を断ち切り、時間の使い方を見つめ直して、より前向きに自分の生活に関わっていく姿勢を作る事を作っていく事ができます。
自分の持つ本来のエネルギーを取り戻せば、新しい人生を切り拓きます。
今回はそんな転換期を作る一冊『何もしない習慣』を参考にさせて頂いています。
疲労に対して対処療法で臨むのはコストパフォーマンスが悪すぎる
いま多くの人に求められるのは、日常の疲れを、日々自分で変えていく能動的なアクションではないでしょうか。そのためには、まず自分の生活に向き合うことが大切です。いま自分が置かれている現状に「慣れる」ことと、「最適化する」ことはまったく違います。
必要なのは「自分のために休む」習慣!
本書より引用
食事や睡眠を軸に生活を整えていく

生活の中から「〜し過ぎ」をなくしていかなければ、本当に大切なことのために時間を割けません。
まずは有限な時間の使い方を見直して、食事や睡眠を軸に生活を整えていけば、疲れを解消して免疫力を取り戻し、人生を根本的に良くしていけます。
食事や睡眠は体へ栄養を送ります。(睡眠は体に必要なホルモンを作る時間)
しっかり休むことを意識できれば、健康はもちろんのこと仕事や家事のパフォーマンスが上がり、大切な人との人間関係まで良好にできます。
人は自分の変化は愚か「疲れていること」にも気づけません。無意識の疲労、”潜在的疲労”は自発的な改善方法が生まれないので、自分を知ること・自分の状態に気づけるかどうかが重要です。
疲れている人は食事が必ず乱れている
スマホの充電は朝出かける時に100%にして出発しますよね?
朝食はその日1日の充電のために必要です。スマホを備えるのに対して自身の体は0%のまま出発していませんか?
一人世帯、特にデスクワークが多いビジネスパーソンは朝食を抜き、昼に沢山食べる傾向があります。
時間をコントロールしてまずはして欲しい事は朝食にあります。
昨日あなたは何を食べましたか?思い出せないのは”自分に意識が向いていない”という事です。
疲れていると「余計な情報」に振り回される

本来自分にとって必要なく自分の体にも合っていない「余計なこと」をしている人もたくさんいます。
「余計なこと」をしがちな人は、集中が分散している”疲れている人”に該当します。
疲れていると作業効率が低下し、余計な事をする。余計な事をする事で時間が不足してしまう。
この負のスパイラルに入ります。疲れていると、正確な判断ができず”なんとなく良さそうな情報”を探して、ハイパーリンクを彷徨(さまよ)いがちです。
毎日の疲労は、考える時間や自分を見つめる時間を作れない事が最大の問題点です。
この疲労を軽減させるにはどうすればよいか? それは何もしない習慣を作る事です。
何もしない習慣→自分のために「休む事」

”疲労”とは、自分の体と向き合う「時間がない」からこそ生まれます。
仮に少し時間が空いたとしてもその限られた時間をなんとか活かそうと焦ってしまう。そんな”常に追われている感じ”もチグハグな(余計な)行動に繋がっている可能性があります。
今こそ、自分の「現状」を棚卸ししましょう。自分についての「すべて」をはっきりと洗い出し、客観視し、丁寧に見直していけば慢性的に疲れている体を少しずつ良くしていけます。
自分を回復させて、自分の人生のビジョンへ向けて自分を再起動していく時間。それは”能動的に休むこと”です。
1日の行動を見える化する事で、自分の時間の使い方から疲労に繋がる要素や回復に繋がる要素が見えてきます。

上記の内容は私の1日です。これを細分化するのであれば、①最も制約が長い仕事の中でいかに休息時間を確保するか ②帰宅が18時を回ると生活リズムが崩れるのでいかに残業をしないか ③夜の活動時間を確保するために夕食は食べ過ぎないようにする ④布団に入ってからの時間を有効活用する方法を探す等、変更すべき点や良い休息に繋がる可能性をあぶり出す事で、コスパの良い生活を目指す事が可能になります。
笠井先生は「仕事」「家事」「人付き合い」はエネルギーを消費しやすく、「睡眠」「食事」「自分の時間」はエネルギーを充電するためにあるものだと分類しています。
1日の夕食後、この行動を「見える化」を行うことにより、この後寝るまでどう充電できるかを考え、最適な行動を選ぶ事が可能なのでおすすめです。
何度も言いますが、疲れている人の大半は「〜し過ぎ」です。その行動が自分を豊かにしているか?
そう問いかけてYESと即答できなければ省いていきましょう。
”今 この瞬間に集中すること” マインドフルネスの記事は当ブログでも積極的に取り上げていますので是非ご参考までに👍
休みのあり方は人それぞれ違います。「何もしない事」がストレスな人は先に予定を入れておいたり、「予定」が苦痛の人は何もしない時間を作る等、”自分にとって充電に繋がる休み方は何か?”という視点で自分のトリセツを作ってみてください。
習慣には安心感がある

何もしない”習慣”がなぜ大事なのかというと、習慣は「続けている自分」に対して安心感を与えてくれるからです。
習慣になるまでの道のりは、生活を全体として面で見つつ、できそうな点から調整していく繰り返しと積み重ねです。
今回は”休む”事に焦点を当てていますが、習慣の安心感は全体に言える事です。
継続するという事は自分に対してとても丁寧にケアをしていくという事です。「何もしない」とは、自分を丁寧に扱う生き方そのものです。
根本になるのは自分のバランス。頭が疲れていても体が元気であれば眠りにくいように、仕事がハードワークであればあるほど、日常生活は無理しない事が大切です。
自分のバランスを守って取捨選択するのは、自己中心的な行為でもなんでもなく、これもまた周りに迷惑をかけないようにするための「大人の嗜み」のひとつです。
私たちが日々行うインプットやアウトプットは、ときに焦りや不安、怒りなどのストレスを生み、それにより自分自身がどんどん削られていく可能性があります。
そんな時、「ひとり時間」少し持つだけでもクールダウンができます。自分に課している目標をいったんやめてなにもしない時間を持つことも心が休まります。
「なにもしない」ということは、究極の心の栄養補給なのです。
5分だけでも構いません。なにもしない、自分のためだけの5分間を作ってあげてください。
終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇♂️
何もしない習慣は、パフォーマンスだけでなく、心の豊かさも取り戻せます。
休むからこそ自分の生活全体が見えるようになり、周りの人にも思いを馳せられるようになります。
自分を丁寧に扱うからこそ、自分だけでなく、大切な家族や友達や、所属する組織と丁寧に付き合えるようになるでしょう。
意識的に「何もしない」時間を作り、能動的に休むこと。「休む」からこそ回復し、人生に必要なものをより多く生み出せます。
一人一人が本来の輝きを取り戻し、良き未来を作っていきましょう!
ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)
【参考文献】
何もしない習慣
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