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※一部、筆者の考察があります。
こんにちわ!CF blogです!o(^▽^)o

3月9日、appleが恒例の新作や新しいスタイルを発表しました。
appleは常にユーザーにとって新鮮で、エンジニアも究極まで追求する発表をメディアは一斉に取り上げていくのも毎年恒例です。
appleの創始者スティーブ・ジョブズは、子供が目を輝かせるような作品を作る事に力を入れていたそうです。
先ゆく人はどのような視点で次の時代、次の世代が成長することを望むのか?
スティーブ・ジョブズが理想を掲げている書籍を参考に、このブログで次の世代に伝えていくべき事。バトンを託す人が今何を目指すべきなのかが分かります。
是非最後までご覧ください🙇♂️
業界全体に時代に合わせた進化を促す

Appleが始めた事・Appleが真似した事は沢山あります。
Appleが始めた事はほぼ必ず業界に激震を走らせ、ライバル達も強制的に進化させていきます。
そのようにして、国民の生活が豊かになっていく事は本当にありがたい事です。
今回のバージョンアップも、SE(第2世代)持ちの自分には非常にありがたい内容でした。
詳しくはこちらをご参照ください。

テクノロジーの力を借りれば、つまらない事を”夢中”に変えられる

ジョブズが目指した未来。今回は教育というテーマなので、学習のプロセスにフォーカスした内容が多いですが、テクノロジーの力を利用する事で今はなんでも変化させられる時代です。
時代を進化させるためには、使えるモノを詰め込んで進化せる事が重要です。
今回は、大企業が考える未来の創り方『appleのデジタル教育』を参考にさせて頂いています。
アップルの象徴であるスティーブ・ジョブズは、教育に対して力強いビジョンを抱いていた。テクノロジーを教育に取り入れて、子供たちの人生を一変させるというものだ。
このビジョンを実現させると心に決めたとき、彼が声をかけたのが本書の著者ジョン・カウチだ。信頼できるエンジニアであると同時に、教育改革に類いまれな情熱を注ぐ著者の信念はこうだ。
「子供たちに秘められた能力を自ら発見し、限界だと思い込んでいたその先に導く」
世界中の子供たちの潜在能力を、ひとり残らず解放できたらどうなるか?
いまや、これは現実味を帯びた話になりつつある。本書より引用
この本の目指すところへ向かえば、どの生徒も自らの秘められた力を解放し、世界を変える事ができるようになります。
親・教師・校長・政治家・活動家・リーダー・イノベーションに挑む者・・・
教師だけでなく、学習・訓練の責任を負う立場にあり、それらに情熱を注ぐありとあらゆる人が、目指すべきところは一緒です。
教育とは何かを覚えるところではありません。考え方を学ぶ事にあります。
ジョブズが発明したパーソナル・コンピューターは思考にとっての自転車になると、「知性を増幅させるもの」として利用しようと考えていました。
脳の情報処理の仕方は1人1人違います。世代の違いは関係なく、今の子供は教科書でなくモバイルアプリからより多くのことを吸収し学習する力が備わっています。
調べ方=考え方。学習は実際に何かを「する」事に意味があり、自分自身が参加し色々なやり取りを通じて学ぶのがベストです。
変化に適応するには、全てが台無しになる事を恐れずにシステムをリワイヤリングするしかないです。受け身から参加型へ切り替えていく。社会人からでも、学生からでも主体的に動いていく時代になってきています。
内から外に〜可能性を開放するための道を模索する〜

内とは人間性や内面の部分。外とは現代の暗記させる教育や最新技術の事を指します。
外からの入力だけでは、本当の成長はありません。同じ知識を持つ人が沢山誕生するだけです。学ぶ人の才能や可能性を引き出さない事には、社会が成長していきません。
人には個性があり、唯一無二(存在証明)になる事も平等(自分が可能な事をやっていく)になる事も本人の自由です。
モチベーションという内面の影響が成長には欠かせません。そのために人は短期目標と長期目標をたてます。
人には”スイートスポット”という自分がうまくできることに夢中になる傾向があります。
教育がいちばんに目指すべきは、得意な事や学びたいことを子供自身に理解させ、子供が自分でスイートスポットを見つけられるように手助けをする事です。
臨床研究においても、外発的モチベーションは短期的には有効だが、長期的な学習は内発的モチベーションが有効だと証明されています。
なぜ長期的な学習が有効なのかは、可能性が解き放たれるカギとなるのが、強さや知性でなく、たゆまぬ努力であるからです。
困難な目標の達成には、才能だけでなく才能を維持し使い続ける事が必要です。
目標を達成するためにどれだけ強いモチベーションがあるか?その目標を達成したい「理由」を自分で見つけ出す必要があります。
テクノロジーとやりがいをリンクさせれば、自らの可能性を解放して成功に向かう事ができる

モチベーションの話で、内発的モチベーションがいかに効果的かをお伝えしました。
その理論からテクノロジーに結びつける事ができれば、学ぶ人の可能性は必ず解放される事がスティーブ・ジョブズは分かっていました。
ジョブズの仲間の率い方も、明確なビジョンで心を揺さぶる感動を打ち出してきた事で、Appleもここまで大きくなっています。
この話は以前取り上げていますのでこちらをご参考ください。
その過程の中で、やりがいと合わせ、どこまで実際のビジネスや生活に関わってくるか具体的に想像(イメージ)させる事も大切です。
健康の話に例えると、「お尻の筋肉を鍛えることが歩きやすくなります」というよりも「色々な歩き方を真似してみましょう。何が歩きやすい? その歩き方は、お尻に最も力が入るんだよね」
と、目的を理解する事・ツールの使い方を学んでもらう事で問題解決に繋がる指導をした方が学ぶという行為がその人のモノになります。
このように自分で納得できる学習が最も効率が良く、テクノロジーで自らが調べた事による理解は、自主性とモチベーションを大きく引き上げてくれます。
ゲームソフト「マインクラフト」。創造性に富んだモノが生まれる実は子供にとって凄く良いアプリケーションなのです。
創造性とは、何かをしたわけではなく何かを見ていた事による”発見”なのです。自分の体験を結びつけたら新しいものが出来上がります。
強い好奇心とものごとを結びつけようとする強い意志で、「マインクラフト」のような新たな価値あるものが出来上がります。
成長に欠かせないのは、”ファシリテーター”の存在

以前当ブログでも取り上げた事のある”ファシリテーション”
ファシリテーションとは場を回す司会の事を指します。
個性を伸ばすという点は上にいる人間にとっては皆同じ悩みだと思います。
ですが、人には生まれた時から才能を持っているという意見も多いです。
才能の自覚を促す事も、現代の指導者には必要になってきます。だからこそ、現代に求められるのは指導者ではなく”ファシリテーター”です。
ファシリテーション力の向上には、多くの情報量を捌く能力が問われます。それはテクノリジーの無限の情報から最適解を導き出す事と同じ作業なのです。
情報をただ伝える人でなく、学び人の学習する姿を側面から支援するファシリテーターも現代には多く求められています。
知識はモチベーションより重要ではありません。自ら何かをする事で学び続ける世代。コンテンツを消費するだけでなく、自ら生み出したがる人が増える時代を作り出す必要があります。
その重要な任務は【人】にしかできません。テクノロジーとは、教師や指導者の指摘を補完する立場でしかその効果を発揮できないからです。世界一のテクノロジーであっても、優れた指導者ができる事に比べたら、その能力は足元にも及びません。
テクノロジーを機能させる魔法の杖は、”人の手”です。
終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇♂️
今回は、スティーブ・ジョブズの目指す教育理論から、今 自分達に何ができるかを考えていきました。
今回は、教師や指導者にとってやるべき事を伝えましたが、これは目の前のあなたにも必ずやってほしい内容です。
あなたは、既に誰かの上にたっています。あなたがしてきた事を次の時代が進化していけるように伝えていくべき義務があります。
そのためには、優秀なあなたをより強化させる魔法(テクノロジー)を学び・駆使して次の時代を発展させていきましょう。
人には誰しもが可能性・才能があります。その力を自らの手で引き上げるには、目の前の関わり・これからの関わりがカギです。
人には足し算が得意な人がいれば、引き算が得意な人もいる。何がきっかけで可能性が開くかは分からないのです。
誰かが始めなければ何も始まりません。共に次の時代を作っていきましょう!
ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)
【参考文献】
Appleのデジタル教育
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