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※一部、筆者の考察があります。
こんにちわ!CF blogです!o(^▽^)o

国立大学2次試験の願書が2月4日に締め切られます。
受験生の皆様、もう一踏ん張りです。体調に気をつけ頑張ってください。
受験といえば「一世一代の大勝負」と意気込んだり、プレッシャーに感じる事が多いと思います。
ですが大丈夫です。田舎育ちの自分からすると、そもそも選択肢がある事が素晴らしいです。
何より、受験に合格するために人の人生があるわけではありません。あなたにはあなたの人生があり、そのための”手段”に過ぎません。
合否に関係なく、この経験を今後に活かせるのは自分次第。この経験をプラスに変えていく事。
このブログで、今後自分がどうしていくべきか。方向性を定めるきっかけとなるような”思考法”をお伝えします。
是非最後までご覧ください🙇♂️
そのやり方が唯一ではないと考える”エフォートレス思考”

今年度は国立校の志願率が例年に比べ低いそうです。例年難易度も上がっているので仕方ないことではあります。
日本の景気を良くするためには優秀な人材が何人も必要です。ぜひとも頑張ってほしいと期待感が膨らみます。
ですが、最近は学力だけが問われる時代ではありません。大切なのは地頭・考える力です。
絶対に失敗しない案を出したところで既に時代遅れ。AがダメならBといった柔軟な思考が必要です。これが、唯一ではない思考法を生み出す”エフォートレス思考”です。
今回は考える力をつけるために、最短で成果を得る思考についてお伝えしていきたいと思います。
大学受験の記事についてはこちらをご参照ください。

本当のピンチでは、頑張らない働き方を必死に探すはず

あなたは、今いる会社やコミュニティで成果を出したいと必死です。
頑張りは評価されています。ですが、その努力に比例して会社はコミュニティは崩壊寸前です。
残酷ですが、努力が決して報われるとは限りません。このような状況に陥った時、あなたの選択肢は3つあります。
①このまま死ぬまで頑張り続ける
②成功を諦めて楽な仕事をする
③頑張らない働き方でうまく成功を手に入れる
あなたが裕福であれば、②を選択する事も正しいと思います。あなたの現在地もあなたが手に入れたものです。
よほど裕福で、現状満足でない方は③を選ぶかと思います。頑張っても上手くいかないなら、別の道を探す。
日本人なら拒絶が多い考え方かもしれませんが、世界を相手に戦う人や仕事が出来る人(いわゆる憧れる存在)は③の柔軟な思考があるからこその集中力があり、その先にある成果を手に入れています。
あなたの一番大事なことは努力ですか? また、何のために努力をしていますか? 努力する事を努力していませんか?
一番大事なことを優先すれば、それ以外のことをする余裕も生まれてきます。
働き過ぎる事は評価を得られますが、それで得られる評価はあなたへの賞賛ではありません。
エッセンシャル思考は、あなたの本質的に大事な事「人生で何を」やるかを導いてくれる思考法。
大事なことだけをやろうとしてもそれでも多すぎるなら、諦めるかやり方を変えるしかない。
エフォートレス思考とは、表紙の通りその人が行うべき大事なこと(輪の中)に対して、「どこに力を入れて」やるかを極める思考法です。
スマートに結果を出す事こそ、最善の道。これを体現するために存在している思考法です。
エフォートレス思考とは、”バスケットのフリースロー”
バスケットボールのフリースローがエフォートレス思考のイメージにぴったりだそうです。
最初に選手はフリースローラインの最適な足場を見つけます。そして、ルーティーン動作(ボールバウンドや呼吸リズム)を行い、最小限の動きでボールをリリースする。
この動作の中に、雑念を除去し、集中するための行動・動作の再現性といった”エフォートレス思考”の要素が詰まっています。
エフォートレス思考は、一つの成果を出す事で、全てが累計的(次々と)に上手くいく仕組み作りでもあります。
大事な事の優先順位を上げ、それに対する簡単なやり方(ルーティーンワーク)を探し、成果が自動的に生まれる仕組みやレバレッジ(連携や増幅作用)を効かせる。
フリースローで例えるなら、最も大事な事は【シュートを決める】。それを簡単に何度も成功させるためには? というように考えていきます。
エフォートレス思考とフリースローの原理があなたの中でリンクすれば、”エフォートレス思考”はある程度体現可能な状態となっています。
人の脳は、「少ない努力で成果を出そうとする」思考法で輝く

先史時代、脳を手に入れた人類は初めに、いかにして食物を簡単に手に入れられるか? いかにして楽に生き延びられるか?を考える事から始まりました。
困難な仕事を任された時にまず考える事は何ですか? 「どうやったらこの仕事がもっと楽にこなせるか」ではないですか?
楽にこなせるとどうなるか?→生産性が上がります。生産性があるとどうなるか?→もっと仕事をこなすように頑張れます。
この考え方を180度変えてみましょう。「努力は正しい」と考える自然の文化を、「楽にこなしてスマートな生き方を目指そう」という捉え方に変換してみてください。
もちろん、努力するなというわけではありません。「楽にこなす」ために考える事も努力が必要です。
ビジネス戦略で最も大事なのは、一番シンプルで、簡単で、価値のある問題を解決する事です。
難易度を上げたがるのは、逆境を乗り越えたストーリーが輝かしいからです。そのような話をメディアが多く取り上げ過ぎ、簡単に成功した人々があまりフォーカスされなかった事も【努力は正義】という文化を作り上げてしまいました。
実際、難易度を下げれば力を入れなくても物事は前に進みます。1を積み重ねて100に変える事も、0から一気に100を生み出すのも成果は一緒です。寧ろ、歯車が上手くいく方が信頼も得られてビジネスは上手くいくはずです。
人には、メンタルがあるため勢いが大切です。自分の能力の輪の中でエンジンを回す事は、情報社会においてかなり重要な事だと思います。
重要な案件を楽しくする事で”エフォートレス”な世界が見えてくる

重要な仕事には、その本質を理解すると没頭できるような価値がある領域があります。
ですがそこまで理解するのが大変。多くの大半は地味な事や嫌な事・退屈な事だと思います。
人が退屈な作業を行えるのにはその先に良い結果があると思っているからです。
その結果が思い通りではない・思ったよりも道のりが遠いと、人はストレスを感じます。
エフォートレス思考は楽しみを今この瞬間に探す。将来の満足を見るのではなく、一瞬一瞬を楽しさで満たせるように考えていく事。そこまでの道のりも大変かもしれませんが、そこに面白さを探す。自然と作業をこなせるようになった時、成果を目指すことに没頭できる【エフォートレスな領域】が見えてきます。
人は足りないものに目を向けがちです。今あるものに目を向けると、能力の輪を内側から大きくでき、足りないものが手に入ります。
没頭と休息のメリハリをつける
没頭には、エネルギーが必要です。パフォーマンスを最大に引き出すためにエフォートレス思考があります。そのために、使う時間と休ませる時間のメリハリをつける必要があります。
使う時間については、”楽しむ”という気持ち以外は邪念みたいです。怒りをエネルギーに変えるという言葉がありますが、あれは過去に向けたエネルギーです。未来に向かって進んでいく事がエフォートレスな精神です。このように、未来のために”楽しい”以外のエネルギーは手放してください。
化学的にも、休みをあまりとらない場合、パフォーマンスが低下する事がわかっています。
1日の仕事は、1日ですっかり疲れが取れる程度まで。1週間の仕事は、その週末ですっかり疲れが取れる程度までに制限してください。
良い失敗を積み重ねよう

そもそも物事が上手くいっている時に頑張る必要はありません。
うまくいっている時は物事に【エフォートレス思考】が行えています。
ここで勘違いして欲しくないのがこの思考を手に入れる事で失敗しないと思っている方が多いという事です。
エフォートレス思考は小さな努力で累計的に成果を出せますが、その根本は失敗の連続にあります。失敗というのは”前向きな失敗”です。
この思考法は手数が全てです。手軽に失敗して修正できるような多種多様な経験(ex.人間関係・プライベート等)をたくさん作り、最適解や重要な事を学んで、最短ルートの目印を作り続ける必要があります。
小さなミスで落ち込む方も多いと思います。その際、自分を責めるのではなく次は同じミスをしない事に成長・誇りを感じる。
大事な挑戦をしていて自信がなくなった時も、その挑戦の最初はただのガラクタだった事を思い出す。
ガラクタ(ミスや失敗)を磨いて整備して、厳選したからこそ、今 この瞬間、大事な挑戦となっている。初期から関わっている人は原点に戻り、途中で任された人は託されている事を誇りに思う。
エッセンシャル思考で「何を」目指すのかを決め、エフォートレス思考で「どのように」取り組むかというステップアップした自分を讃える。自分が作り出す道は他人から見ればゴミかもしれない。でも、ゴミはいつか宝石のような価値を持つ事をエフォートレス思考は教えてくれます。
焦ることはありません。今を噛みしめながら、この楽しさが「何」に対してなのか・「どのように目指しているから」なのかを噛み砕き、取捨選択しながら行動を意識してみてください。
これが【習慣】になった時、自分だけの個性が新しい扉を開く永続的なチャンスを与えてくれます。
より具体的なルーティーンワークも本書に記載されていますので、是非 直接手に取ってご確認ください👍
終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇♂️
今回は大学受験から、選択する事の大切さと成果を作る思考法をお伝えしました。
人生には幸せや楽しさだけでなく、痛みや苦しさを味わう事もたくさんあるかと思います。
ですが、「いま何をすべきか」選択するあなたの決断の瞬間への負荷に比べれば、先の事などたいした事ではありません。
現在を意味する「now」という英単語は、ラテン語の「novushomo」(新しい人)に由来するそうです。
全ての新たな瞬間は、やり直すチャンスです。新たな選択をするチャンスなのです。
詩人ロバート・フロストは「私たち1人1人の中にはま持るべき約束があり、眠りにつく前に進むべき道のりがある」と述べています。
進むべき道にいち早く進めるように今を楽しむために「どのような」選択をすべきか?
”エフォートレス思考”で共に歩んでいきましょう!
ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)
【参考文献】
エフォートレス思考 努力を最小化して成果を最大化する
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