目次
※一部、筆者の考察があります。
こんにちわ!CF blogです!o(^▽^)o

最近は【マインドフルネス】という言葉がよく目立ちますね!
マインドフルネスとは、体と心を休ませる方法とされています。
この言葉が有名という事は、現代人は全体的に疲れているという事です。
ですが本来、マインドフルネスとは「今この瞬間」を指します\(^^)/
今回は、本当の意味での休息が理解でき、自身でも実践できるようになります。
しっかり休んで、最高のパフォーマンスで自分の力を120%発揮していきましょう👍
是非最後までご覧ください🙇♂️
参考書・著者紹介
今回はパフォーマンス向上という事で、まずは自身の体を把握する事。心と体のリンクを学ぶために救急救命の経験もある矢作氏の『自分を休ませる練習』。そして、体へのアプローチは多方面からありますが、今回は【取り入れる】事に着目しました!
ですので、アンチエイジング学会認定医 満尾氏の『食べる投資』を参考にさせて頂きました。
①自分を休ませる練習〜しなやかに生きるためのマインドフルネス〜 矢作 直樹(著)
矢作 直樹
医師。1981年 金沢大学 医学部卒業。東京大学大学院新領域創成科学研究科環境学選考および工学部精密機械工学科教授。
15年にわたり東大病院の総合救急診療体制の確立に尽力する。
著書に『人は死なない』『天皇』他多数。
詳しくは「矢作 直樹」をご参照ください。
②食べる投資〜ハーバードが教える世界最高の食事術〜 満尾 正(著)
満尾 正
満尾クリニック院長・医学博士。ハーバード大学外科代謝栄養研究室研究員救急振興財団東京研修所主任教授を経た後、日本で初めてのアンチエイジング学会認定医(日本人初)、米国先端医療学会キレーション治療認定医の資格を併せ持つ唯一の日本人医師。
著書に『40歳から病気にならない人の習慣』他多数。
詳しくは「満尾 正」をご参照ください。
ストレスに悩み、心も体も無理させてる生活が当たり前になっている。

矢作氏は、病院勤務の時代、対症療法でしか患者さんを助けられない事に限界を感じていました。
疲れにより、悲しい事故や二次災害が生じてしまう事が多々あります。そのため、癒しやストレス解消方法に注目が集まる時代になりました。
その一つとして、最近は【マインドフルネス】という癒しの方法が脚光を浴びています。
先ほど述べた通り、マインドフルネスとは「今この瞬間」を指します。
動作一つ一つに心を込めて、今に意識を集中させる。
それこそがマインドフルネスの状態であり、心と体がリラックスできている状態です。
満尾氏は、「誰も知らない未来に対して立ち向かうためにはエネルギーが必要。怠かったり・疲れていたり、精神的に負担があると幸福感は得られないだろう」と述べています。
だからこそ、今この瞬間に集中し、日常生活で行う事(衣・食・住)を大切にする必要があるのです。
神道に「中今(なかいま)」という言葉があり、【今を生ききる】という大切な意味を持ちます。
マインドフルネスの真髄は、疲れを取る事ではなく「本来の自分を取り戻す事」にあります。
自分の心身を解放し、自分本来の姿・心を取り戻していきましょう👍
頑張りすぎない。頑張ることはいつでもリラックス精神

矢作氏は、仕事や家事をしながらでもリラックスは可能と述べています。
家庭でも職場でも頑張る人は尊敬され、重宝されます。
ただ、頑張る人は、結構な割合で「頑張りすぎる人」化してしまいます。
人は皆、違う価値観で生きています。そこまで頑張っても、実はたいした事じゃない。
いい意味でのいい加減さを持つことも大切です。
あなたにとって、今の連続が未来です。今を楽しむことで未来が楽しくなります。
リラックスする時間がないというのは実は思い込みなのです。
あなたが今、集中したいものがリラックスに繋がり、その状態が【マインドフルネス】です。
ただ、集中力を上げる・維持するためにも工夫は必要です。
頑張りすぎる人はハードワーカーです。人生をより価値あるものにするための努力を実らせるためには健康に対する投資が必要です。
今を全力で楽しみたい、というのであれば、常にハイパフォーマンスを発揮するための栄養を摂る必要があります。
米国では、「予防医療に100の投資を行えば300の医療費を節約できる」という医療経済学が提唱されています。100年時代である今、優先的に健康管理をすることが最大の幸福感を得る事に繋がるでしょう(^^)
すこやかな体を取り戻す

まず大事な事は体への感謝です。体も”借り物”と考えると、自然と感謝が芽生えてきます。
「病の本当の原因」は恐怖だと臨死体験を経験している奇跡の人アニータ・ムアジャーニ氏も述べています。
自分の体に耳を傾けてください。体調が悪い時は、体が「休ませてほしい」と言っているサインです。
安定した体調、恒常性を保つためには自律神経への刺激が大切です。免疫力向上のためにも基礎体温を上げることを意識しましょう。
足の指の爪を押すことで血流チェックができます。押すといったん白くなり、すぐ元に戻りますが、二秒以上戻らなければ血流が悪いサインです。
適度な運動という面では、「行くため」ではなく、「歩くため」に歩く事が大切です。
30分程度の散歩が気持ちいいですよ( ^ω^ )
食没〜自分に合う食べ方、パフォーマンスを上げる【食】を意識する〜

矢作氏の作品『身軽に生きる』より食の作法は3つあります。
①過食しない
②執着しない
③よく噛む
加えて大事な事は「早食い」をしない事。急激な血糖値上昇はパフォーマンスの低下に繋がります。
栄養状態を正確に把握する事は大切です。
・すぐに体調を崩して仕事に穴をあけてしまう
・気力が湧かず、やる気が出ない
・朝起きるのがやっとで会社に来てもぐったりしている
・集中力、注意力がなく、ミスを連発してしまう
これらに該当する方は、体にとって本当に必要な栄養素が不足して、不必要なものは過剰になる「現代型栄養失調」状態に陥っています。
さらに詳しいチェックリストもあるので、是非『食べる投資』を直接手にとってご確認ください。
糖質を含む食品には、食物繊維の含有量などによって血糖値の上がり方に差があり、その指標を「GI値」といいます。ブドウ糖のGI値は100、白飯は88、白いパンは90です。GI値が高い食品ほど急激に血糖値を上げます。
そのため、体はインスリンを大量に分泌し、今度は血糖値を下げようと働きます。結果、血糖値が乱高下して怠さや眠気、イライラ等のメンタルにも悪影響を起こしてしまいます。
本来、ブドウ糖には【血糖値を下げて満腹中枢に働きかける】という作用があります。
ならなぜ、お菓子を食べてもお腹は満たされないのでしょうか?
恐ろしいことに、果糖にはその働きはありません。そして、砂糖には酒・タバコのような中毒性があります。
白米・食ぱん・うどんはエンプティーカロリーと言われており、何も考えずに食べるとお腹は満たされずただカロリーだけが増えるという最悪の悪循環に陥ります。
食べる事は悪くありません。大事な事は、摂取する食べ物の情報を知っているかどうかです。
その他の栄養素の話

【タンパク質】
習慣にすべき食べる投資で即実践できるのが、「納豆1日1パック」です👍
納豆には腸内細菌の調整による感染予防効果・ビタミンKによる骨密度の上昇・動脈硬化の予防・スペルミンによる炎症・アンチエイジング予防効果があります。
タンパク質をしっかり摂ることは食事の重要ポイントですが、「何からどれくらい摂るか」も大切です。
タンパク質は魚・卵・豆などからバランスよく摂る事が重要です。
炎症を抑える作用として、「オメガ3系脂肪酸」。魚の油が最も効果的です。
オメガ3系脂肪酸の主成分DHA・EPAは脳内の神経伝達のやりとりをスムーズにしてくれる働きもあるため、週の半分はツナ缶等、簡易的にでも魚を摂取する事がおすすめです。
【食物繊維】
腸内細菌叢を整えるための第2の投資としては食物繊維が鍵になります。
幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」は80〜95%が腸内細菌によって作られます。
腸内を整える事によってメンタルヘルスへの影響も近年注目されています。
また、食物繊維の特徴は長時間経過で唯一その量を減らす事がない栄養素です。
意識的に摂取する期間を工夫して作るのがおすすめです。
【ビタミン】
ビタミン・ミネラルは家でいうところの一番大切な基礎に当たります。
基礎になる栄養素が不足すると、細胞の働きが制限され、エネルギーの産生がうまくいかなくなってしまいます。
ビタミンといえば野菜ですね。野菜の抗酸化パワーは「ポリフェノール」が源です。各野菜によって働きが違うため、組み合わせることで効果が増大します。理想は【1日4色】です。
※野菜ではないですが、コーヒーも抗酸化作用を持つクロロゲン酸が豊富に含まれています。
【鉄】
女性は意識的に摂取してください。月経がある女性にとって不足しがちな栄養素です。
鉄は「エネルギー産生(ミトコンドリア)」に必要な栄養素です。
低体温・冷え性・偏頭痛は体のエネルギー産生が低下していることから生じる現象なので、体の確認をこまめに行ってください。
また、仕事が忙しい現役社会人は鉄に加えて、ビタミンBも意識的に摂取していください。
仕事して頭が怠いのはビタミンBが不足しています。
ビタミンBが豊富な食べ物は豚肉・鳥のレバー、鮭、いわし、さんま、シジミ、あさりです。。
その他玄米、卵、玉ねぎ、海苔、ほうれん草、ブロッコリーを摂取しましょう(^^)
没我(ぼつが)〜今に集中する〜

現代人に最も必要で重要、なおかつ欠かせない事。
それは、「今を感じ、今を楽しみ、今に意識を取り戻す」こと。
そのためには、自分が今やっている事に集中が必要です。
集中するためのコツは、「目的を明確に考える」事です。
食べる行為は、体にとって重労働です。それだけでも体は大きなエネルギーを使っているのに、加えて頭を使わせるというのは酷です。
食事は食材の命を食べることで取り込み、その命を背負って自分が今、生きています。
バトンを受けた自分の命をどこに使うか、それはあなたが決める事ができます。
最高の人生、パフォーマンスを引き出すためにも、今この瞬間に雑念の無い一点集中。
この状態が、最高に心地良く、自分の力が120%引き出せる「没我(ぼつが)」の状態です。
終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇♂️
今回は、マインドフルネス・パフォーマンスを食事の面から考えて最高の状態を作り出すためには?という点で考えてみました!
やる事は至ってシンプルです。自分の体の状態を理解する事・食べ物を理解する事。
あなたの人生の主役はあなたです。何にも縛られる事なく、自分の「時間」を生きてください。
自分の時間を生きることで「今」に意識が向きます。
最高の自分で、持続可能で公正な社会を創り出しましょう!👍
ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)
【参考文献】
①自分を休ませる練習〜しなやかに生きるためのマインドフルネス〜 矢作 直樹(著)
②食べる投資〜ハーバードが教える世界最高の食事術〜 満尾 正(著)
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