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【決断力】~揺るぎない意思決定とその力を磨くために意識する事~

勉強

こんにちわ!CF blogです!o(^▽^)o

あなたは、自信を持って決断をしていますか?

また、自分の発言に自信が持てますか?

僕自身も悩んで答えない、適当に相槌を打ってやり過ごす事は沢山ありました。

でも今は大丈夫です。自分に自信を持ってるし、自信があるからこその決断を取る事ができます。

このブログを読む事で、あなたは本当の意味の決断と、そのために実践すべき事を学ぶ事ができます。

是非最後までご覧ください\(^^)/

参考書・著者紹介

今回は、最も決断を下すのに責任が付き纏う仕事【知事・市長】の経験をされ今もなお最前線で戦っている橋下 徹氏の著書『決断力〜誰もが納得する結論の導き方〜』

決断を下すのに必要なプロセスとして必要な【傾聴】に特化した内容の赤羽氏の著書、『自己満足ではない「徹底的に聞く」技術』を参考にさせて頂きました。

①決断力 誰もが納得する結論の導き方 橋下 徹(著)

橋下 徹

主に弁護士・タレントして活動。2008年に大阪府知事・2011年に大阪市長に就任。
大阪府庁1万人、大阪市役所3万8000人の組織を動かし、絶対に実現不可能と言われた大阪都市構想住民投票の実施や行政組織・財政改革などを成し遂げる。

詳しくは「橋本 徹」をご参考ください。

②自己満足ではない「徹底的に聞く」技術 赤羽 雄二(著)

赤羽 雄二

ブレークスルーパートナーズ株式会社 マネージングディレクター。
マッキンゼーに入社し、マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となるとともに、韓国LGグループの世界的な躍進を支えた。
著書に『ゼロ秒思考』『速さは全てを解決する』など21冊がある。

詳しくは「赤羽 雄二」をご参考ください。

決断力が低下する理由→絶対的な正解を探そうとしているから

2020年から感染が拡大した新型コロナウイルスの混乱の中で意思決定を先延ばしにし、後手後手の対応を迫られていました。

「ある程度、正解の分かる」問題であればこれが正解という100%の確信が持てるまで情報を集めてからの決断はとても素晴らしいです。

ですが、多くのリーダーが決断しなければならないのは、「正解が全くわからない」問題です。

日本政府は証拠集めに追われてしまい、9月以降も宣言の延長を検討する決断の遅さが感染拡大を招いてしまったとも考えられます。

橋本氏も大阪府知事・市長時代、先が見えない状況で数々の困難を乗り越え、議題を前進させていきました。

橋本氏自身が推奨するのは、賛成51・反対49といったギリギリの状況下での決断を求められる際に身につけた【意思決定の技法】です。

リーダーだけでなく、一個人としても使える技術なので、自分のモノにする事をお勧めします👍

答えがないからこそ、「意思決定までのプロセス」を重視せよ

日本は成熟した国なので、国民の教育レベルが高く、価値観も多様です。

その中で「これが正解」と全員が納得する道を見つける事はかなり厳しいです。

自分のやった事が間違っていたとしても、周りが納得するプロセスを踏んでいれば大事にはなりません。

これは司法の世界で手続的正義と言われています。

反対の意味を持つものが実体的正義と言います。

実体的正義とは、ある結果の内容自体に正当性があるかどうかを問う考え方のこと。

いわば、「絶対的に正しい結果かどうか」を問うものです。

対して手続的正義とは、結果に至る過程・プロセスに正当性があるなら正しい結果とみなす、という考え方です。

日本では議論となると最終的に多数決を用いますよね?

それは、議論を重ねるというプロセスが正しいという判断で、最終的な結果に不満はあれど反対派も認める形になっています。

ここまで理解して分かる菅首相の強み

総裁選に出馬しない事を表明した菅首相。

改めてここまでの功績を見ると、菅首相の強みは【大体の正解(方向性)が分かっている課題】を処理するのが得意だったという事です。

携帯料金の値下げ・行政のデジタル化。

どれも国民が「あったら便利だな〜」と思うものでした。正解の方向性がわかる問題には菅首相の対応スピードは歴代総理の群を抜いていました。

国民に寄り添える総理だからこそ、【大体の正解(方向性)が分かっている】際に用いてた戦術を、未知の問題コロナウイルスに用いてしまったため現在の状況になってしまったという事です。

状況さえ違えば・・・【〜たら・〜れば】は言ってはいけませんが、国民が不満に思っていた問題を積極的に変えていける首相だったからこそ、複雑な思いがありますね^^;

だからこそ、橋本氏はリーダーは決める内容の吟味より、決め方にこそ注意を払わなければならないと述べています。

信念を貫き続ける武器【意思決定の技法】

そもそもビジネスにおいては決断するための手続き・ルールがはっきりと決まっていない事が多々あります。

だからこそ、自ら決断に至るまでのルールを作り上げる必要があるし、作れる事が強みですo(^▽^)o

手続的正義に沿った決断をするためのルール作りには、ポイントが3つあります。

①立場、意見が異なる人に主張の機会を与える

②期限を決める

③判断権者はいずれの主張の当事者にも加わらない

特に③の項目はリーダーじゃない人にとっても重要な事です。

オープンに接する事で、自分の状況と同時に相手の状況も関係者にアピールできるからです。また、リーダーや上司が求めているものを見通せるようになり、それに沿った提案が浮かび上がってきます。

自分が生きる道を作るためにはいずれはチームが絶対に必要です。

自分たちの主張をしっかりと見せる場面を作る事で、両者共に最高のパフォーマンスを引き出し、周りを納得させる力が格段に上がります。

周りが納得する事で、自分からの組織やプロジェクトもいずれ立ち上がってくるでしょう。

現に橋本氏はこの技法で、実現不可能と言われた財政改革を成し遂げる事ができたのですから。

※意思決定の技法は、トラブルを想定した内容も多く含まれています。解説すると長くなりますので、是非直接『決断力』を手に取ってご確認ください🙇‍♂️

真に強いリーダーは「ブレない」人ではなく、みんなを「納得させられる」人

吉村大阪府知事が高い評価を得てるのは、正解を出し続けられているから評価が高いというより、みんなが納得するプロセスを踏んでいるから評価が高いと橋本氏は考えています。

リーダーは「組織は、自分たちに都合の悪い事実は必ず隠す」と肝に銘じる必要があります。

マスメディアや専門家は実体的正義の考えの方がほとんどです。SNSが普及し、色々な憶測が発信しやすくなる時代になりました。

誰が見ても分かりやすく理解できる方針を取って行くこと。国民を敵に回さないためには、手続的正義の考え方に基づく適切なプロセスを踏む。

結果の成功率の向上させる力だけでなく、プロセスを納得させる力も磨く時代になってきているのではないでしょうか?

「決断」に必要不可欠な要素【アクティブリスニング】

『決断力』にはプロセスの重要性が詳しく記載されていました。

プロセスを正確に・分かりやすく練り上げていくためには何が必要か?

私は【コミュニケーション能力の向上】が必要だと考えました。

そこで、赤羽氏の『「徹底的に聞く」技術』を参考にさせて頂きました( ^ω^ )

仕事がうまくいかない時、多くは「人との関係」が絡んでいるかと思います。

『「徹底的に聞く」技術』は、対人関係でのストレスを解消するために、ワークを用いた新しい方法を紹介されています👍

新しい方法、それはアクティブリスニングです!!

アクティブリスニングとは、「真剣に、徹底的に相手の話を聞き、質問もしながら理解を深める」と述べられています。

傾聴との違いは、躊躇なく質問しながら理解を深めるという点です(⌒▽⌒)

アクティブリスニングのメリットは①会話(問題)の本質が見えるようになる②経験値が増える③許容できる幅が広がる④信頼関係の向上⑤自信を持つ→意欲が湧き、成長が加速

これが主なメリットでしょう。これからはコミュニケーションの奥深さについて触れていきます♪

なぜ人の話が聞けないのか?

言いたい事があるので相手の話を聞く余裕がない事、意識的に相手を下に見てしまう場合がある事が問題と赤羽氏は述べています。

捉え方としては、貴重な機会だと思う事。芸能人のイベントでは、皆さん血眼になって話を聞いていますよね?笑

「自分が喋るよりも相手の話を聞きたい」と思える状況を作れば、話を聞く事はつらくないはずです👍

人との関係を改善するには

怒りのほとんどは理解不足・何らかのすれ違い・誤解・間合いの悪さなどから生じます。

こうした事には、先入観を持たずにアクティブリスニングを心がけます。

もしも信頼関係に傷が付くようなトラブルが生じた場合は、失った信頼を絶対に取り戻すと真剣な気持ちを持つこと。誠意が必要です。

そもそも対人関係でのトラブルは自分の過去の行動の蓄積の結果です。

アクティブリスニングは普段から問題意識の高さとこまめな情報収集をする事により、このようなトラブルを無くす事に効果的です。

アクティブリスニングにより見込める、人間的な成長

上述の通り、アクティブリスニングによるメリットは①会話(問題)の本質が見えるようになる②経験値が増える③許容できる幅が広がる④信頼関係の向上⑤自信を持つ→意欲が湧き、成長が加速

大きく分けてこの5つになります。

もう少し深く掘り下げて取り上げていきます。

②経験値が増えるについては、聞く姿勢の点で1人の人が何を考えて行動しているのか、どういう価値観・判断基準で動いているのか?と、理解に務める事で関心だけでなく経験値が得られます。
聞きながら深掘りしていく事で、見えてなかった価値観が見えてくるでしょう。

③許容できる幅が広がるについては、立場を考えて考える意識を持つことで、多くの事が見えるという観点からのメリットです。
お互いが思ってる事・こうかなと思っている事を言い合って、考えを深めていけるのが強みです。

④信頼関係の向上については、赤羽氏が述べる人の本質【誰かが自分の痛みを感じ、一緒に考えてくれる事が有り難いと感じる】という点にあります。
アクティブリスニングで心は敏感になります。誠意を持って接する事で信頼関係は飛躍的に向上するでしょう。

アクティブリスニングのポイントとして、誰かに分かりやすく説明できるかどうかという点に着目して対話をしていきます。

説明ができると言う事は①会話(問題)の本質を見抜く力が向上するという事です。
本質が見えたら問題のほとんどは解決できます。問題解決をすると、達成経験が得られます。
よって⑤自信を持つ→意欲が湧き、成長が加速という好サイクルが生まれるわけです(^^)

人間力は人を助けると確実に上がります

終わりに

最後まで読んで頂きありがとうございました!🙇‍♂️

今回の内容は纏めるのに長くなってしまいました!申し訳ありません。

それだけ価値がある2冊の内容でしたし、僕自身が大きく成長し自分の中で芯となる部分に「決断力」という大きな武器が加わり、成長できる内容でしたo(^▽^)o

頭に入れる情報の質を見極め、皆さんの力になる発信を引き続きやっていきます!

ではまた会いましょう!(⌒▽⌒)

【参考文献】

①決断力 誰もが納得する結論の導き方 橋下 徹(著)

②自己満足ではない「徹底的に聞く」技術 赤羽 雄二(著)

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